社会保険完備
- 2021.06.14
- 福利厚生
風俗業界異例の社会保険完備
風俗業界では一般的に社会保険がない会社がいまだに多いのが事実です。
各風俗求人にも「社会保険完備」と書いてある求人は多数見られますが、現実は面接では完備と言われたのに入社後になんだかんだとはぐらかされ現在も加入出来ていない。
など、中々加入出来ないお店がほとんどです。
社会保険って何?
社会保険完備という文字は良く見ますが「完備」ということはご存じですか?
通常「健康保険」「厚生年金保険」「労働者災害補償保険(労災保険)」「雇用保険」この4つが全て揃って社会保険「完備」となるのです。
社会保険が完備されている場合と無い場合では労働者にとってどれだけ違いが生じるのでしょうか?
ここでは当グループの店長クラスの月給(50万円)で例に挙げてみます。
社会保険完備の場合、
「健康保険料:約20,000円/月」
「厚生年金:約40,000円/月」
「合計金額:約60,000円/月」が給与から控除されます。
しかし未加入の場合、この金額の約2倍をアナタが納めているのです。
「 健康保険料: 約50,000円/月 」
「 厚生年金: 約90,000円/月 」
合計金額:約140,000円/月」が給与から控除されます。
つまり、社会保険完備の場合、会社が半分負担してくれます。
ということは月給50万円で社会保険完備の場合、会社はあなたの労働対価として毎月約569,000円を支払っていることになるのです。
社会保険を完備すると会社の負担が増える、だから社会保険を完備しない企業が多いのです。
※居住地や年齢、扶養の有無などの事情によって異なります
雇用保険について
雇用保険に加入していれば万が一退職したときに失業手当を受給することができます。
万が一退職した場合、自己都合退職であれば3か月間7~6割程度給付されます。
さらに労災保険では、通勤時や勤務時に怪我などがあった場合、しっかり補償してくれます。
※退職理由や年齢、勤続期間によります。